小遣いが2千円

働きながら主夫をこなす男の生活

お芋、ありがとう

この前、息子が幼稚園で年長さんのお兄ちゃん、お姉ちゃんが育てた野菜をおすそ分けして貰ってきたときの話

 

帰りの挨拶の時に、「年長さんが育てた野菜がたくさんとれたので、おすそ分けです」

と先生からみんなに野菜が配られた。

 

透明の小さな袋に一つ入ったピーマンを下さった。

 

年長さんが書いたかわいいピーマンの絵が貼ってあった。

 

帰りの挨拶が終わり、先生とサヨナラするときに息子が、「せんせい、おいもありがとー」と言ってさよならした。

 

(お芋?)

 

帰り道息子は、「お芋何して食べよう」と嬉しそうにしていた。

 

私が「お芋じゃなくてピーマンやで」と物を見せて言うと

 

(え?)と悲しい顔をした。

 

息子の話をよく聞くと、ちょっと前に幼稚園でサツマイモの苗を植えたのを覚えてお

り、それが収穫できたと勘違いしていたらしい。

 

夕飯の準備をするときに、息子が「自分で切る」とピーマンをプラスチックのナイフで粉々に切ってくれたので、カレーピラフを作った。

 

「これ、僕が切ったんやでー」と楽しそうに食べていたので、お芋じゃなかったけど、満足そうで良かった。