小遣いが2千円

働きながら主夫をこなす男の生活

虫のお医者さん

最近、蒸し暑くなってきて、息子のあせもがひどくなり、昨日の夜寝にくかったそうなので、皮膚科の病院に連れていくことに、

病院に向かう車の中で息子は、「注射あるの?」と不安そうにずっと尋ねてきた。

病院に到着して車から降りようとしないので、私が「薬貰うだけやで」と言うと、

さっそうと車から降り病院に入っていった。

待合室で待っていると、一匹のカトンボが入ってきた・・・

ふと息子が「虫さんどこかケガしたんかなー?お医者さんに診てもらいにきたんやわー」と言った。

発想がかわいいなと思っていると、捕まえようとしだしたので、「怪我してはるんやったら、やめとこう」と何とか阻止した。

そうこうしてる時に名前を呼ばれた。

帰る時にはカトンボはいなくなっていた。

息子は、「治って帰ったんやな、お大事にーやな」と言ってにっこり笑った。