この間、かかりつけの病院にインフルエンザのワクチンが入荷したと
情報が入ったので、子供たちを連れて、病院に行ってきた。
息子は、家から病院に向かう車の中では「注射嫌やー、い・や・や」と
駄々をこねていたのですが、
病院について、自分より小さい子が、いるのを見て、「全然怖くないし」と
コロッと態度が変わった。
息子よりも小さい子が、先に注射を受けていて、注射を打たれた瞬間
泣き出して、「お母さんの嘘つきー痛いやんかー」と泣き叫んでいました。
それを見ていた息子は、「ぜ、全然怖くないし・・・」とちょっと
気が引けていました。
私たちの番が回ってきた時に、お医者さんが、「誰からする?」と聞かれると
息子が、お姉ちゃんの袖をつかみ「ねーちゃん先やり」と前に押し出して、
先にやってもらうように仕向けた。
娘は、注射されても平気そうにしていました。そして・・・
息子の番が回ってきました。
看護師さんがおもちゃで気をそらしているときに、サッとお医者さんが注射を打った瞬間
「痛、・・・たくないわ」と一瞬痛そうな顔をしてそのあと平気そうな顔をしていました。
注射が終わって、会計を待っている時も「僕はもうお兄ちゃんやし痛くない」と自分より小さい子に聞こえるように言っていました。
家に帰って、晩御飯を食べているときに、息子が私にこそっと
「ほんとは痛かった」と、小さな声で伝えてきました。
小さい子の前で、強がっていただけっだったみたいです。
可愛かったので、注射のご褒美で、ついつい食後のアイスクリームを息子に与える私であった。