夏休みも終盤、娘は、夏休みの宿題の夏休み新聞を作っていた。
今年の夏はコロナや天候不良で、どこにも連れていくことが出来ず、
「何にも書くことがない~」と嘆く娘に
申し訳なくなる私であった。
何か、記事にできる思い出は無いかと私も一緒に考えていた。
今年も夏祭りとかもなく、海やプールも連れて行けなかった。
何かないかな~と思っていたら、
テレビで、花火の特集をしていて、ふと思い出した。
8月に入ってすぐぐらいの時に、晩御飯を子供たちと食べていると、
外から、「ドーン」「ドーン」と大きな音が聞こえてきました。
慌てて子どもたちと外に出ると、暗い空が急に明るくなり、
大輪の花火が咲いていました。
子供たちも大喜びして、家の前をぐるぐる走り回りながら、
「すごい!」「きれー」と興奮しながら、話していました。
民家が邪魔で、下の方の低い花火は見にくかったのですが、
高く打ちあがる花火は、綺麗に見えてよかった。
感動して、打ちあがる花火を見ていると、息子が上がっている花火とは違う方を見て、
「花火や~」と指をさして喜んでいるので、
私は、何を見ているのかと思い指さす方を見ると、
なんと、指さす方角にも打ち上げ花火が上がっていました。
花火の打ち上げ会場が、2か所あったみたいで、
そちら側で、上がる花火も同時に見れて、2倍楽しむことが出来ました。
花火大会が、終わった余韻に浸りながら、その後に、
車屋さんで、貰った線香花火をしたことを思い出した。
娘にそのことを言うと、
すらすらとペンが走り、夏休み新聞が半分出来た。
思い出をくれた花火師さんに感謝しながら、
あとの半分を何の記事で埋めるか悩む父と娘であった。